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2025年04月9日

最新号が公開されたよ!GC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」バナナニュース~

グリーンコープと民衆交易で繋がりのある(株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)。
ATJのHPにGC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」の最新ニュースが更新されたよ!

最新号では、バナナニュース359号の続編、オルタートレード・フィリピン社(ATPI)の農業指導員として働いているヘネシー・フエンテスさんについて紹介しているよ!
【バナナニュース360号】大型台風直撃後の圃場訪問と心持ち ~ネグロス東州の若手農業指導員ヘネシーさん(続編)~

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ヘネシーさんは、生産者への栽培技術の指導だけでなく、収穫量の増減をモニタリングする役割なども担当しているよ。
そのため、天候被害などによってバナナの収穫量が減少して生産者の収入に直接影響が及ぶことが指導員にはとっても辛い瞬間なんだって。

去年発生した10月の大型台風20号では、バナナの葉は切れ、実のついた株も多く倒れてしまい大きな被害にあったんだ!

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<ヘネシーさんと同僚が台風20号後の圃場を視察し、それぞれの村の写真と被害状況をまとめたもの>

干ばつと一連の強風や豪雨による被害からようやく回復しつつある時だったから、生産者のみなさんはとっても落ち込んでしまったんだ。

ヘネシーさんは生産者に「この圃場もやがて元に戻るから。私も農業指導員として精一杯サポートするわ」と励ましたんだって。

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<生産者に対して、バランゴンバナナの栽培管理の方法や株の植付けについて説明するようす>

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<指導を受けて袋掛けする生産者>

現場の農業指導員として、未来により良い日々が訪れると信じ続けることは、生産者が希望を持ってバランゴンバナナの栽培を続ける励みになると話してくれたよ!!

 

バナナニュース360号の後半は、ヘネシーさんと同じくバランゴンバナナを支えるスタッフのみなさんを紹介しているよ。

圃場から集荷場、または集荷場からパッキングセンターまで運搬する「運搬担当者」。
運搬方法は、圃場が山間部にあることが多いから、担ぎ棒や馬、バイクなどを使っているんだ。

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<担ぎ棒でバナナを運ぶようす>

大小のバナナが前後にふた固まりずつ、だいたい50~60kgもの重さなんだって!!

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<馬でバナナを運ぶようす>

集荷場でバナナの品質を確認して買い取り、パッキングセンターに運ぶ「集荷担当者」。

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<普段はパッキングセンターのパッカー担当だけど、この時は集荷場でお手伝い中>

パッキングセンターでバナナの品質を確認して水洗い、箱詰めを行う「パッカー」。

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<タブと呼ばれるバナナの水洗い専用プールでバナナに付いた汚れを落とすようす>

バランゴンバナナが生産地から日本に届くまでのようすがわかるよ。
今年はたくさんのバナナが日本に届くといいな♪

前号のバナナニュースもぜひ見てね!
【バナナニュース359号】ネグロス東州の若手農業指導員ヘネシーさん