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カテゴリーアーカイブ: 民衆交易

2025年01月24日

最新号が公開されたよ!GC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」バナナニュース~

グリーンコープと民衆交易で繋がりのある(株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)。
ATJのHPにGC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」の最新ニュースが更新されたよ!

最新号では、2024年を振り返って、バランゴンバナナの各産地で起こった様々な天候被害の様子について載っているよ。
【バナナニュース358号】2025年はどうか穏やかな年でありますように…

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去年は干ばつからの雨季による大雨や強風、いくつもの熱帯低気圧や台風が発生。
実のついた株が倒れたり、葉が著しく千切れたり、株が根こそぎ倒れたりするなど各産地では大きな被害にあったんだ。

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11月の超大型台風が産地を横断した時には、北ルソンのバランゴンバナナの圃場が荒廃し、パッキングセンターや生産者の家なども被害を受けたよ。

そして、12月には カンラオン火山が噴火。
周辺に住む8万人を超える住民に避難が呼びかけられ、バランゴンバナナの産地も降灰の被害にあったんだ。

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様々な天候被害によってバナナの収穫不足が続いた1年だったけれど、生産者のみなさんは、天候被害に心折れることなく復興に向けてがんばっているよ!!

早く生産者のみなさんの生活が元に戻り、バランゴンバナナがたくさん収穫できるといいいな。

カタログGREENでは、44号~自由注文が再開しているよ!
GC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」を食べて生産者のみなさんを応援しよう♪

2024年12月17日

最新号が公開されたよ!GC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」バナナニュース~

グリーンコープと民衆交易で繋がりのある(株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)。
ATJのHPにGC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」の最新ニュースが更新されたよ!

産地や生産者の情報、ATJのバナナ担当者が現地で見て、聞いて、感じたことやレシピを定期的に発信しているんだ。

最新号ではバランゴンバナナを栽培している、ジャマルディン夫妻の圃場を視察するため、ミンダナオ島コタバト州ブハイ村を訪問した時の様子が詳しくレポートされているよ!
【バナナニュース357号】ブハイ村のジャマルディン夫妻 ~同じ志を持った人々と互恵関係を結ぶバランゴンバナナ~

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レポートでは、ブハイ村の様子や、圃場までの様子がよくわかるよ。

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緑で生い茂ったジャマルディン夫妻の圃場。
バナナとコーヒーを中心に、さまざまな作物を混植しているんだ。

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自然の中で化学合成農薬を使わずに栽培された安心安全なバナナ。
た~くさん育ってほしいな♡

「バナナニュース」最新号がアップされたらまたお知らせするね。

過去の「バナナニュース」もぜひ見てね!!
ATJレポート「バランゴンバナナ」

Alter Trade Japan(オルター・トレード・ジャパン)HP


<お知らせ>
現在、産地(フィリピン)の局地的な強風や豪雨の影響で、バナナの収穫量が不足しています。
そのため、カタログGREENでは自由注文を休止させていただいており、定期予約分のみのお届けとなっております。
44号~自由注文開始予定です。

2024年11月15日

GC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」~バナナニュース~

グリーンコープのバナナといえばGC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」♪
「バランゴン」というフィリピンに自生するバナナの品種で、甘くてさっぱりとした酸味、コクのある味わいでとってもおいしい♡

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GC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」とは?

・自然を守りながら化学合成農薬・化学肥料を使用しないで栽培された安心・安全なバナナ
・フィリピンの農民たちの暮らしを応援する「民衆交易」商品として、1989年に初めて日本に届けられたよ

バランゴンバナナを食べることで、フィリピンで頑張って栽培している生産者の暮らしを応援することにも繋がっているんだ。

 

グリーンコープとは民衆交易で繋がりのある(株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)のHPに「バナナニュース」というものがあるよ。
配達されるバナナの袋に入っているニュースをより詳しく、写真もたくさん載せて紹介しているよ。
産地や生産者の情報、ATJのバナナ担当者が現地で見て、聞いて、感じたことやレシピを定期的に発信しているんだ。

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最新号ではバランゴンバナナを栽培しているミンダナオ島コタバト州について。
自然環境を守りながらバナナを栽培している様子が詳しくレポートされているよ。
【バナナニュース356号】森林保全に繋がるバランゴンバナナ

写真もたくさんあってわかりやすいね。

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「バナナニュース」最新号がアップされたら元気くんブログでもまたお知らせするね。
現地の様子がもっと深くわかるよ。

過去の「バナナニュース」もぜひ見てね!!
ATJレポート「バランゴンバナナ」

Alter Trade Japan(オルター・トレード・ジャパン)HP

「エコシュリンプ」と民衆交易のこと、インタビューしてきたよ!

株式会社オルター・トレード・ジャパン(ATJ)社長の山下さん、インドネシアの現地法人PT.Alter Trade Indonesia (ATINA)取締役のハリーさんに、突撃インタビューをしてきたよ!
今回はインタビューの様子をお届けするね。

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それでは、ハリーさんにインタビュー!

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色々な変化・課題と常に向き合い、挑戦を続けています。
最も大きな課題としては、2000年頃には70~80%だった稚エビの生存率が、現在は15%くらいに下がっています。
気候などさまざまな外部要因がありますが、水質・温度など水の状態が大きく影響していると考えられます。
養殖池は海や川とつながっている汽水域です。
地球温暖化の影響で海面が上昇していて、一昨年末にはかつてないほどの高潮で養殖池や村まで洪水になり、大きな被害が出ました。
そのため、新鮮な水を養殖池に取り込むための河口が砂で覆いつくされて、養殖池の水質維持に苦労しています。
堆積した泥や砂の除去については自治体にも働きかけています。

また、エコシュリンプは粗放養殖のブラックタイガーですが、インドネシアでは大量生産しやすい集約型養殖に適した「バナメイ」という品種が多く養殖されています。
そのため、エコシュリンプの生産者は良質なブラックタイガーの稚エビの確保が難しくなってきており、ATINAでは良質な稚エビの供給にも取り組んでいます。

 

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エコシュリンプの商品のよさや背景(ストーリー)を知って、継続して買っていただくことがエコシュリンプや生産者を守ることにつながります。
民衆交易は、生産者と消費者、どちらもないとできない「互恵」の関係です。
それから、ATINAではサイズ別の仕入れではなく、池で収穫された全サイズをまとめて買い取っています。
だから、たとえば特大サイズが余ってきたとなったら企画で調整していただいてバランスよく消費できるようにします。
そんな時はぜひ購入してくださいね。

 

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インドネシアではエビはどちらかというと高価なもので、家庭で食べるよりは輸出向けの生産が中心です。
家庭で食べる際は、スープに大きなエビを入れるほか、炒める・揚げる食べ方が一般的ですね。
ATJのHPではおすすめレシピも紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

ATJ 食のギャラリー<エコシュリンプ>

 

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ATINAは設立以来、従業員に対して昼食と夕食を無料で提供しています。
品質の高いエコシュリンプを生産するには労働者の健康が大切という考えからです。
しっかり食べることで、集中力を上げて効率よく加工作業ができます。
また、昼食で外に出たり外部から買ってきたものを持ち込んだりすることで異物混入や汚染につながる懸念があるので、衛生面への配慮も兼ねています。
200名ほどいる工員のリクエストを元に毎週メニューを決めていて、食事制限がある方への対応もできる限り行っています。
インドネシアに数あるエビの加工場でも、無料ランチの取り組みはATINAだけだと思います。

 

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ATINAでは、SDGsの持続可能な生産、環境保護、ジェンダー平等、食の安全など、11の目標を掲げて取り組んでいます。
グリーンコープのカーボンニュートラルの取り組みの一環であるマングローブの植樹にも、エビの生産者と一緒に取り組んでいます。

 

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生産者たちは「エビをしっかり育て続けたい」とよく話しています。
環境の変化など課題はありますが、何より消費者のみなさんが利用してくれることで生活を維持できます。
ATINAでは「ものを通じて情報・背景を届ける」ことを大切にしています。
現地の課題を知り、一緒に取り組んでいただけることがあれば、ぜひ力を貸してください。
それから、どんな方たちが食べてくれているのか生産者も知りたいと思っているので、オンライン学習会なども機会があればぜひ参加してくださいね。

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ハリーさん、ありがとうございました!!
これからも安心・安全でおいしいエコシュリンプを楽しみにしています。

グリーンコープへようこそ!ハリーさん

先日、株式会社オルター・トレード・ジャパン(ATJ)から社長の山下万里子さん、インドネシアの現地法人PT.Alter Trade Indonesia (ATINA)から取締役のハリー・ユリ・スサントさんがグリーンコープにいらっしゃったので、突撃インタビューをしてきたよ!
ATJは、生産者と消費者を媒介する民衆交易の事業体として、グリーンコープをはじめとする生協とJCNC(日本ネグロス・キャンペーン、現・特定非営利活動法人APLA)が1989年に設立した交易会社だよ。
いのち・自然・くらしを守る食べものの交易を通して、生産者の自立、そして生産者と消費者が相互に支え合う関係を目指しているんだ。
Alter Trade Japan(オルター・トレード・ジャパン)HP

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民衆交易とはつまり、「People to People Trade(人から人へのトレード)」のこと。
バランゴンバナナやエコシュリンプ、マスコバド糖、パレスチナのオリーブオイル、コーヒーなどの交易を通して、生産者と消費者にとって対等で安心・安全な食べものの生産と消費活動をし、南の国々の貧困撲滅や環境保全を目指しているんだ。

インドネシアといえば、安心・安全でおいしい民衆交易の商品として1992年に誕生したエコシュリンプ!
僕も大好きなんだ~
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エコシュリンプについては、こちらのブログもぜひみてね♪
プリップリの食感♪エコシュリンプ~

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新鮮なうちに産地1回凍結で加工されるエコシュリンプ。
インドネシアにあるATINAの加工場では200名くらいの工員さんが働いていて、多い日だと1日に3~5tのエビを手作業で剥いているんだって。

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品種は、味わいが濃厚で加熱時の発色が鮮やかなブラックタイガーだよ。
自然環境に配慮した持続可能な養殖方法で育てられたエビだから「エコシュリンプ」なんだね。

生産者さんの様子やエコシュリンプのこだわりなど、たくさん聞いてきたよ。
インタビューの様子は、来週詳しくお伝えするね。
お楽しみに♪