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カテゴリーアーカイブ: 民衆交易

2025年06月20日

最新号が公開されたよ!GC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」バナナニュース~

グリーンコープと民衆交易で繋がりのある(株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)。
ATJのHPにGC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」の最新ニュースが更新されたよ!

最新号では、バランゴンバナナの収穫と袋詰め、集荷場までの運び出しについて詳しく紹介しているよ!
【バナナニュース363号】 バナナの運び出し~バナナの幹は自然のひんやり緩衝材~

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山間部に圃場があるバランゴンバナナの生産者は、トラックが入れる集荷場までさまざまな運搬方法で持って行くんだ。

人がかついで運んだり、バイクにかごを取り付けて運んだり、馬やカラバオ(水牛)で運んだり・・

今回は人がかついで運ぶときや馬で運ぶときに適した方法を紹介。

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収穫後はバナナを土につけないように、清潔な葉っぱや幹の上に置くよ。
そして、大きな袋に詰めていくんだ。

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緩衝材としてバナナの幹(茎)とポリエチレンシートを使って隙間なく詰め込み、袋の内部で動かないようにしっかりと固定するんだ。

バナナの幹(茎)は水分を含んで冷たく柔らかいから、暑いフィリピンでも果肉の温度上昇をやわらげて運搬中の衝撃から守る緩衝材として役立つよ。
それに、1袋で30~40房のたくさんのバナナを運ぶことができるんだって!

村の集荷場に無事到着したら、バナナを詰めた袋を開けるよ。

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村の集荷場の周りにはバイク、馬、カラバオ用のそりなどが大集合!!

生産者のみなさんは圃場や環境に合わせて、さまざまな工夫をしながらバランゴンバナナを僕たちの元に届けてくれているんだね。
バナナニュース363号では、バナナの収穫のようすやカラバオや馬が運搬するようすを動画でも紹介しているよ!
ぜひ見てね。

 

カタログGREENN15号(6月16日週配布)ではGC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ 1kg」がお得に注文できるよ!
そのままおやつに!
暑い季節にぴったりなスムージーもおすすめ!!

僕も今日のおやつで食べよう~っと♪

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2025年04月30日

最新号が公開されたよ!GC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」バナナニュース~

グリーンコープと民衆交易で繋がりのある(株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)。
ATJのHPにGC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」の最新ニュースが更新されたよ!

最新号では、2024年12月に出版された絵本『バナナのらんとごん』について紹介しているよ!
【バナナニュース361号】 絵本『バナナのらんとごん』のご紹介

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『バナナのらんとごん』は、ATJの姉妹団体であるNPO法人APLAがクラウドファンディングによって和歌山県にある「らくだ舎出帆室」と共同出版した絵本だよ。

絵本では、バランゴンバナナの仲良し姉弟「らんとごん」が登場。
らんとごんが、日本の誰かに食べてもらうまでの旅を通して、身近な食べものの背景を知ることができるよ。
ものがたりを楽しみながら、フードロス問題やフェアトレードに触れることができて、SDGsを達成するために大切な要素もたくさん散りばめられているんだ。

フードロス問題では、日本に届いたバナナが、実に届くような深いキズがあるなどの理由で規格外に分別されてしまうことがあるなど、ふだん手にしているバナナのなかなか見ることのない裏側も知ることができるよ!!

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絵本の中には、本編で描ききれなかった内容や産地の写真が載っているページもあるよ。

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バランゴンバナナとスーパーなどで売っているふつうのバナナの違いについて写真や絵を交えながらわかりやすく書かれているんだ。

絵本が出版されて「イラストが鮮やか」「大人が読んでも学びがある」など、たくさんの感想が届いたんだって!

僕もGC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」を食べながら読んでみよ~っと♪

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2025年04月9日

最新号が公開されたよ!GC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」バナナニュース~

グリーンコープと民衆交易で繋がりのある(株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)。
ATJのHPにGC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」の最新ニュースが更新されたよ!

最新号では、バナナニュース359号の続編、オルタートレード・フィリピン社(ATPI)の農業指導員として働いているヘネシー・フエンテスさんについて紹介しているよ!
【バナナニュース360号】大型台風直撃後の圃場訪問と心持ち ~ネグロス東州の若手農業指導員ヘネシーさん(続編)~

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ヘネシーさんは、生産者への栽培技術の指導だけでなく、収穫量の増減をモニタリングする役割なども担当しているよ。
そのため、天候被害などによってバナナの収穫量が減少して生産者の収入に直接影響が及ぶことが指導員にはとっても辛い瞬間なんだって。

去年発生した10月の大型台風20号では、バナナの葉は切れ、実のついた株も多く倒れてしまい大きな被害にあったんだ!

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<ヘネシーさんと同僚が台風20号後の圃場を視察し、それぞれの村の写真と被害状況をまとめたもの>

干ばつと一連の強風や豪雨による被害からようやく回復しつつある時だったから、生産者のみなさんはとっても落ち込んでしまったんだ。

ヘネシーさんは生産者に「この圃場もやがて元に戻るから。私も農業指導員として精一杯サポートするわ」と励ましたんだって。

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<生産者に対して、バランゴンバナナの栽培管理の方法や株の植付けについて説明するようす>

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<指導を受けて袋掛けする生産者>

現場の農業指導員として、未来により良い日々が訪れると信じ続けることは、生産者が希望を持ってバランゴンバナナの栽培を続ける励みになると話してくれたよ!!

 

バナナニュース360号の後半は、ヘネシーさんと同じくバランゴンバナナを支えるスタッフのみなさんを紹介しているよ。

圃場から集荷場、または集荷場からパッキングセンターまで運搬する「運搬担当者」。
運搬方法は、圃場が山間部にあることが多いから、担ぎ棒や馬、バイクなどを使っているんだ。

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<担ぎ棒でバナナを運ぶようす>

大小のバナナが前後にふた固まりずつ、だいたい50~60kgもの重さなんだって!!

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<馬でバナナを運ぶようす>

集荷場でバナナの品質を確認して買い取り、パッキングセンターに運ぶ「集荷担当者」。

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<普段はパッキングセンターのパッカー担当だけど、この時は集荷場でお手伝い中>

パッキングセンターでバナナの品質を確認して水洗い、箱詰めを行う「パッカー」。

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<タブと呼ばれるバナナの水洗い専用プールでバナナに付いた汚れを落とすようす>

バランゴンバナナが生産地から日本に届くまでのようすがわかるよ。
今年はたくさんのバナナが日本に届くといいな♪

前号のバナナニュースもぜひ見てね!
【バナナニュース359号】ネグロス東州の若手農業指導員ヘネシーさん

CO2を吸収するマングローブをインドネシアで植林したよ!

グリーンコープが目指す2027カーボンニュートラルの取り組みに、エコシュリンプの養殖池があるインドネシアでのマングローブの植林があるよ。

エコシュリンプの産地では、今世界的な気候変動の影響を受けているんだ。
マングローブを植林することは、エコシュリンプの養殖池を守り、地球温暖化の原因でもあるCO2を吸収して閉じ込める力があるんだって!

2月に組合員のみなさんがインドネシアへ行ってマングローブを植林してきたよ。
今回植林したマングローブが根を張って、大きく育つといいな!!

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当日はエコシュリンプを収穫するところを見学したり、生産者のみなさんとの交流会もあったんだ。

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交流会では、地球温暖化の影響で収獲量が減っていること、昨年12月に洪水で被害を受けたことなどについてお話を聴くことができたよ。

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現地に行った組合員のみなさんは、地球温暖化の影響で生活のすべを失った人たちに出会い、気候危機は現実のことだと実感したんだって。

CO2を出しながら生きている僕たちにとって、出した分は吸収することが責任のひとつ。
マングローブが大きく育つことで、地球温暖化を止める未来につなげていきたいな。

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安心安全でおいしいエコシュリンプ♪
僕もだ~いすき!

元気なエビを守るためにも、グリーンコープはマングローブの植林に取り組んでいくよ!!

カーボンニュートラル特設サイトでもマングローブの植林について報告しているから見てね。
CO2を吸収するマングローブをインドネシアで植林しました


【エコシュリンプ関連ブログ】

プリップリの食感♪エコシュリンプ~
グリーンコープへようこそ!ハリーさん
「エコシュリンプ」と民衆交易のこと、インタビューしてきたよ!

2025年02月25日

最新号が公開されたよ!GC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」バナナニュース~

グリーンコープと民衆交易で繋がりのある(株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)。
ATJのHPにGC「産直民衆交易(ネグロス)バナナ」の最新ニュースが更新されたよ!

最新号では、2024年4月からネグロス東州でオルタートレード・フィリピン社(ATPI)の農業指導員として働いているヘネシー・フエンテスさんを紹介しているよ!
【バナナニュース359号】ネグロス東州の若手農業指導員ヘネシーさん

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ヘネシーさん(右から2番目)、他の産地の農業指導員と記念撮影@ミンダナオ島研修

ヘネシーさんは、17歳の時に参加した地域開発ボランティアをきっかけに、農業に興味を持ったんだって!!

今では農業指導員として、生産者への栽培技術指導や圃場の状況からの出荷数量予測などを行っているよ。

バランゴンバナナの小規模生産者の圃場は散在していて、地形もさまざま。
険しい地形にある圃場へ行くのも楽しんでいるというヘネシーさん。(趣味はアウトドア活動♪)

担当地域のネグロス東州は天候被害が大きかったり、物流工程が長くて品質に影響が出やすいんだって。

大変なこともあるけれど「指導した手入れ方法を生産者が実践して感謝された時」にやりがいを感じているのだそう。
そして、今の目標は「さらに技術的な知識を深め、それを生産者と共有すること」。

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ネグロス西州のパッキングセンター長リカさんと共に@ATPI ※リカさんとは同世代で、同じ大学で農業を専攻

これからも、バランゴンバナナの品質や収穫量の安定に向けてがんばってほしいな♪